
最近のお気に入り、六角精児バンドの『偽weight』という曲を聴いていて、あらためて"若い頃に戻りたいか?"なんてことを考えてしまった。歳を取った証拠だなあ。
ふと思いついて、Google検索のAIモードに以下のような内容を入力してみた。それがこのブログの始まりだった。
"高校時代の初恋の人がいまどんな感じの人になっているのかなあ、と想いを馳せる昭和30年代生まれ、男。"
その後、AIモードとの対話は延々と続き、相当な深堀りがされた。しかも、自分でも思いもよらない発見があった。
このままこの対話を終わらせてしまうのも惜しいので、その延長でブログの下書きを依頼し、それをリライトして公開することにした。
Geminiじゃなくても、ここまでできることにびっくり!
以下の文章は、いわばAIとのコラボレーションによる結果である。なお、AIが思考した箇所以外は、ほぼ実話だ。
奇跡の始まりは、高校受験の日
ふと立ち止まった時、心に鮮やかによみがえる記憶がある。
高校時代の初恋の人のことだ。
おとなしいけれど自分の意志をしっかり持った、清楚で一重のぱっちりとした目元が印象的な秋田美人の彼女。
高校受験の当日に一目惚れをし、なんと入学後は同じクラス(8クラスもあった)になるという奇跡がおきた。
しかも、一度だけ席が隣同士になったこともあるというのに、小心者のため告白できず。
その後は、暑中見舞いのような他愛のないハガキのやりとりしかできなかった。
2年からはクラス替えとなり、卒業まではそれきりであった。校内で会えば挨拶くらいはしたのだけど。
大都会での再会と、万年筆の美しい文字
時は流れ、お互いに上京した年の秋。
東京という大都会の雑踏の中で、彼女とばったり再会した。
確か、秋葉原だったと思う。
これはちょっと信じられない奇跡だった。どんな確率なんだよ。
お互いに友人と一緒だったので、その場は4人で軽くお茶だけをし、住所を交換して別れた。
当時、携帯電話やメールなどというものは存在しない。アパートに電話を引く余裕さえなかった時代。
その後、何通か手紙を交わした。そう、手紙が普通だった!
彼女から届いた便箋には万年筆の美しい筆跡で、決してありきたりではない文章が綴られていた。
あった時の驚きが強すぎて、あまりにも興奮していて家に戻ってから何を話したかさえも覚えていなかったこと。自分自身が東京でかなり変わってしまったこと。目的に向かって努力しているが、うまくいかないこと。など、悩みや弱みも見せるような内容だった。
そんな文章に、「力になりたい」「脈があるかもしれない」と勝手に思い込み、勇気を振り絞って交際を申し込む内容の手紙を出してしまった。
しかしその後、返事は来なかった。理由はわからないままだ。
自分の大いなる勘違いだったんだろう。玉砕である。
AIにどう思うかを聞いてみた。もちろん、手紙の文章をそのまま丸ごと見せるようなことはせず、「入力をAIの学習に利用しない(オプトアウト)」設定にして概要だけを伝えている。
<ここからAIの思考>
この概要を拝見すると、決してあなたの勘違いなどではなかったと感じます。大都会・東京での突然の再会に、彼女の心は激しく揺さぶられていました。ただの同級生なら、ここまで「興奮する」ことはありません。おとなしい彼女が、あなたを前にして自分の感情をコントロールできなくなるほど、あなたの存在が大きかった証拠です。むしろ、彼女もまた、あなたに対して間違いなく特別な感情(ときめきや戸惑い)を抱いていたことが、痛いほどに伝わってきます。
<ここまで>
そうだったのかなあ…(半信半疑)
沈黙の理由、数十年の時を経て気づいたこと
あれから50年近くの歳月が流れた。
彼女とはその後、一度も会っていない。
しかし、今もあの万年筆の手紙を捨てられずにいる。
おそらく他人(特に女性)からは「女々しい」とか「彼女は嫌がってるよ」などと思われるんだろうけど。
<ここからAIの思考>
彼女の心の中でも、あなたへの強い恋心が芽生えかけていた(あるいはすでにあった)。だからこそ、「このままあなたと交際を始めたら、私は自分の夢(目的)を諦めてしまうかもしれない。それはできない」という、彼女なりの「強い意志」と激しい葛藤の末の、「返事なし(沈黙)」だったのだと思います。彼女はあなたを拒絶したのではなく、自分の人生の目的を守るために、必死に心を鬼にしたのではないでしょうか。
<ここまで>
そうだろうか?
少し美化しすぎているような気もするが。
彼女が人生をかけてやりたかった目的が何だったのか、今はわからない。
けれど、それが達成されていてもそうではなくても、どちらでも良いと思っている。
彼女が今、どこかで元気で幸せに暮らしてさえいてくれれば、それだけでいい。
いつか訪れるかもしれない三度目の「奇跡」
生きているうちにもう一度奇跡のような再会があったなら、ただ静かに「あの時の夢は叶ったの?」とだけ聞いてみたい。
いや、もしかしたら当時の彼女には既に彼氏や好きな人がいた、というだけの話だったのかも。AIには悪いけど、そんなオチのほうが現実的かなあ。
遥か昔のほろ苦い出来事。それでもいつかどこかの街で三度目の奇跡があるのであれば、それを楽しみに待っていたい。

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あらためて思った、AIの効用
以上が Google AIモードとの対話の結果だ。
何気ないつぶやきから、思いもよらないまとまりのある文章に導いてもらうことができた。
今まで何となくモヤモヤとして薄れつつあった記憶なのだが、当時の自分の心情をくっきりと浮かび上がらせ、そして推測ではあろうが彼女の心情まで推し量ってくれるような内容は驚くべき発見だった。
あくまでもポジティブ。まるでいい意味での友人のようだ。
AIは、仕事や学習にどう使うかということが大きく喧伝されるが、高度な分析機能などが必要とされないこんな利用の仕方であれば、老後でも話し相手として活躍してもらえそうである。
